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暮らしの中心となるリビングは、和室を組み込み広々と使っています。出窓のある一角は、夫のワークスペースに。ゆるやかに仕切れるようにロールスクリーンを天井に埋め込んでいます。

子どもが巣立ち、夫婦ふたりでゆったり暮らせる家にリノベーション。寒さ対策として、リビングに床暖房を入れ、窓の多い寝室は内窓を取りつけています。各部屋の段差をなくし、安全性にも配慮。理想の住まいで、人生の第二ステージを。

将来を見据え、安心で快適な住まいへ

長年暮らしていたマンションのリノベーションを決意したKさん夫妻。冬の寒さや収納の不足なども気になっていたため、間取りから設備、内装までを一新するフルリノベーションを選びました。これから、より安心して暮らせるように、家じゅうの段差を解消してバリアフリーに。リビングは床暖房で足元から暖かく、寝室は内窓を取りつけて断熱性を高めるなど、将来に備えて、快適な住まいに生まれ変わっています。
また、閉鎖的な独立キッチンから、オープンタイプの壁付けキッチンに変更。ダイニングとの仕切りに作業カウンターを置き、収納も充実させました。以前、キッチンで使用していた棚は、洋室の壁面収納として活用しています。

スクリーン間仕切りで、フレキシブルなリビングに

リノベーションにあたって、Kさん夫妻がもう一つ望んだのは、子どもが家族を連れて遊びにきたときに、泊まれるスペースを確保することでした。そこで、和室を取り込んだリビングに、ロールスクリーンを設置。普段は開放して広々と使い、泊まるときには、ワンタッチで部屋を仕切っています。人の出入りを考慮して、2つに分けたのも大正解。エアコンの温度の調節など、便利に使っているのだそう。
LDKから玄関、水まわりまで、落ち着きのあるウォールナットをメインカラーに。手持ちの家具との相性もよく、すっきりとしたコーディネートになりました。明るい雰囲気のハードメープルの床と組み合わせ、木色の濃淡で空間をシックに演出しています。


子どもたちが泊まるときは、リビングをロールスクリーンで分割。半分だけ閉じるなど、多様な使い方ができます。

いつもはロールスクリーンを全部上げて、開放的な空間に。ウォールナット色が一段と引き立ちます。

Kさん仕様に造作したテレビボード。配線を棚の中に入れ込み、見た目をスッキリさせています。

窓が二面にある寝室は、明るい自然光がたっぷり入ります。

収納部屋では、以前キッチンで使っていたオープン棚を再利用。大事な書類や本がたくさん収まりました 家族やゲストを迎える玄関も、家全体の雰囲気に合わせて上品な色使いに。フロートタイプの靴箱ですっきりと。

建具はすべてウォールナット色でまとめています。正面のニッチはディスプレイコーナーに。

アームレストつき浴槽を選んだバスルーム。清潔感のある白で統一し、ゆったりと過ごしています。 お手入れしやすいボウル一体型の洗面台をセレクト。キッチンから行き来できるようにしました。  トイレも自分好みのデザインに。老後に備え、手すりを新たに設けました。

リノベーション後

リノベーション後